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肥料について Part2

2011.05.21.17:25

今日は、植物に必要な栄養素について書きます。
昨日、「植物は光合成でエネルギーを作る事が出来る。」と書きましたが、例えば水に根をつけて光を当てていれば良いかというとそうではありません。
光合成を促進するには窒素肥料が必要です。

植物は地上部(葉っぱや茎)に気孔をたくさん持っていて昼間は二酸化炭素を取り込み、夜は酸素を取り込みます。
地下部(根)からは水と無機栄養素を取り込みます。
無機栄養素の中でも必要量の多いものが、窒素・リン・カリウム・カルシウム・マグネシウム・硫黄です。
そのほかに微量元素として、鉄・銅・マンガン・亜鉛・モリブデン・ホウ素・塩素・ニッケルなどが必要です。
C O H N P K Ca Mg S Fe Cu Mn Zn Mo B Cl Ni と太陽の光で植物は育ちます。

微量元素は土壌に植物が生育するに十分な量があるのですが、窒素・リン・カリウム・カルシウム・マグネシウムは作物を作る前に土に入れてやらなくてはいけません。
一般的には化成肥料を使用します。
特に高度化成肥料を使えば肥料の散布も楽です。10アールあたり60キロ~140キロですから。
ただし、窒素にアンモニア態窒素や硝酸態窒素があるように、リンやカリにも色々あります。
ジャガイモを作るときに塩化カリを肥料に使うとゴリイモになってしまいます。ジャガイモでは硫酸カリを使います。
N P K がブレンドされた化成肥料を使うと本当にその植物にあった栄養素を与えられるのでしょうか。
それと、化成肥料では微生物やミミズを増やすことはできません。一部の微生物に例外はありますが。
大雨が降ると泥沼の様になって、干ばつが続くと石のようにカチカチになってしまう土では植物は機嫌よく育ってくれません。

大崎農園では、ソルゴーを育てた後に10アールあたり牛糞堆肥2.5トンと発酵鶏糞400キロ~750キロ、菜種油粕60キロ、牡蠣殻石灰60キロ、苦土石灰100キロを入れることで植物に必要な栄養素と、微生物・ミミズに必要なエサを同時に供給できると考えています。
また、発酵鶏糞が分解されてアンモニア態窒素に変わる前にアミノ酸になるのですが、植物の根はアミノ酸を吸収できるのです。
だから有機野菜は甘いのです!

でも、あまりおいしくない有機野菜も存在します。
病気や害虫にやられた野菜やその周りの野菜は・・・・
それと窒素過多の野菜などです。
これについても、また書きます。
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大崎直也

Author:大崎直也
新規就農して6年目に突入。
有機肥料で土を育て、モーツァルトを聴かせて野菜を作っています。

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