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植物は気温・地温・湿度を感じる

2011.05.19.20:05

やっと、動けるようになりました。
まだ重たいものは持てませんし、相変わらず腰は痛いのですが(^_^;)

今日は、植物の話です。
植物は、自分で動き回ってエサをとる必要がありません。
光合成をしてエネルギーを作ることができるからです。
しかし、植物の物質生産基盤の光合成は原産地における生育期間中の日中の温度に対応した光合成の最適温度を持っています。
レタスの場合、摂氏20度ぐらいが生育適温です。
これより高かったり、低かったりすると生育が悪くなります。
大崎農園では秋口のラプトルあたりはレタスの生育適温より高くなってしまうのでマルチを白くして地温を下げて、夕方にはキリコで水を飛ばして温度を下げます。
また、冬のレガシー・サントス・シスコではトンネルをかけて植物の周りの温度を上げます。
トンネルも閉じてしまうと温度が上がりすぎるのでわずかにすかしたり、大きくすかしたり大変です!
しかもレタスは過湿を嫌います。
湿度が高すぎると、すぐに病気になります。
女王様みたいで機嫌を取るのが大変なのですが、かわいいので頑張っています。
原産地をイメージすると、レタスがどうしてほしいかわかってきます。

淡路島でも冬は気温下がりますよ。
夜はマイナスになることもあります。
で、レタスはというと、対凍害性を獲得するのです。
トンネルは閉じ気味にすれば昼間は30度ぐらいまで上がります。でも、夜は外気温と同じく下がってしまいます。
レタス自身に対凍害性を持たせてあげないと凍ってしまうのです。
そのために順化をしてあげます。
順化がうまくいくと植物の対凍害性が高まります。
植物細胞内のショ糖濃度が高まり、水溶性タンパク質やアミノ酸、核酸などの含量が増加します。
寒さにあてると野菜が甘くなるというのがこれです。
順化がうまく出来なくて、植物に対凍害性を与える事が出来なかったら・・・
レタスは凍ってしまって、出荷できなくなります。
とても難しいので、このお話はまた後日にします。
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大崎直也

Author:大崎直也
新規就農して6年目に突入。
有機肥料で土を育て、モーツァルトを聴かせて野菜を作っています。

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