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土づくりと肥料について

2011.05.03.20:41

今日は土づくりと肥料について書きます。
昨日、定植するときに大切なのは株間・条間と書きましたが、その前に大切なことがあります。土づくりです。
土とは鉱石の細かくなった粒と水と空気で構成されますが、そこに腐植と炭素、たんぱく質(有機肥料)と微生物がないと植物が育つ土とは言えません。
大崎農園では、土づくりを微生物やミミズを育てることと考えています。
微生物やミミズに必要なエサを投入することで団粒化が促進されます。
団粒化、イコールCECを上げるということです。
土に炭素と窒素をバランスよく入れてあげる。
これが春から秋までに行う作業です。
春にソルゴーの種をまきます。夏には2メートルぐらいに育ちます。それをモアーで刈り倒します。
10アールあたり、牛糞堆肥を2.5トンとレタスの作型に合わせて発酵鶏糞を400キロから750キロ入れます。
そこで一度浅く鋤きます。これで土ごと発酵が始まります。
3~5日すると好気性微生物が爆発的に増えます。3日は雨が降らないのを確認してから鋤きます。
この時に雨に降られると嫌気性微生物と腐敗細菌が増えてしまいます。
その後に牡蠣殻石灰と苦土石灰、そして菜種油粕を入れて、もう一度トラクターを入れ、今度はしっかり鋤きます。
雨が降って土壌水分がよくなったら、マルチをかけます。
これで土の中は微生物とミミズの楽園になります。
微生物とミミズは鶏糞のたんぱく質を分解しアミノ酸に変えて、アンモニア窒素に変えます。
アンモニア態窒素は硝酸化菌によって硝酸態窒素に変わりますが、この窒素の形態変化が有機肥料を使うととてもゆっくりおこなわれます。そのため窒素が切れることなく植物に与えることができるのです。
レタスはアンモニア態窒素がすきな植物です。
大崎農園では、いかにレタスに機嫌よく育ってもらえるかを常に考えています。
菜種油粕は10アールあたり60キロから80キロと少ないのですが、これは分解されるときにコリンという物質を生成します。コリンは野菜にとって麻薬のような快楽物質なのです。
入れると入れないでは、レタスの色つやが全然違ってきます。
ただし、気温・地温が高すぎると窒素の発現が多すぎてレタスはいつまでも葉っぱばかりになるので、外葉が13枚展開してから液肥のカリをかけてやらないとうまく結球しません。結球初期には窒素とカリのバランスが大切です。
このあたりは、毎日圃場をよく見てまわってレタスのご機嫌を伺わないといけません。
土づくりは、いきなり何もかもよくなるわけではないけれど、何もしないと決して良くはなりません。
春に土壌分析をして、次のシーズンに向けてどうすればいいのかを考えます。
3年たつと畑が変わります。夏にマルチをかけた圃場の土が、翌年の春になってもふわふわです。
難点は、モグラが寄ってくることです(^_^;)
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大崎直也

Author:大崎直也
新規就農して6年目に突入。
有機肥料で土を育て、モーツァルトを聴かせて野菜を作っています。

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