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ついに秋冬作野菜シーズンに突入です!

2011.08.30.18:02

現在の育苗状況です。
育苗状況
サーマルスター5000粒、ラプトル5000粒、シーカー10000粒を播種しました。
8月11日にまいた苗は昨日の夕方と今朝、定植しました。
定植後は、この時期気温が高すぎるのでキリコでミスト散布をして気化熱で気温を下げます。
レタス定植開始
8月に稲を作っているところ以外をすべてマルチ掛けしました。
無穴の黒マルチですが、この時期に定植するレタスには地温が高すぎるので、
生石灰を水で溶いて動力噴霧器を使ってマルチに散布します。
すると、白マルチになって地温が5度下がるのです。
石灰マルチ
生石灰20キログラムを500リットルの水で溶きます。
この時高温になるのでやけどに注意します。
手早く竹ほうきで混ぜます。
1~2時間おいてから動噴でマルチに散布します。
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植物ホルモンについて

2011.05.23.19:57

こんにちは。

今日は、何故モーツァルトを野菜に聴かせているかを書きます。
植物は自ら移動する事が出来ないので環境変化に対応しなければいけません。
そのための調整・制御機能物質が植物ホルモンです。
植物ホルモンは成長や形態形成に影響を及ぼし、植物は環境変化に適応します。
植物ホルモンには、オーキシン・ジベレリン・サイトカイニン・エチレン・アブジン酸などがあります。
大崎農園では、何故レタスが横に膨らんで扁平になったり、縦に伸びて胴長になったりするのかを調べていて、植物ホルモンに辿り着きました。
横に膨らんで扁平になるのはオーキシンが出ているため。
縦に伸びて胴長になるのはジベレリンのせいです。

一番気になったのが、エチレンです。
エチレンというと果実の熟成を促す、あるいは早めるみたいなイメージです。
実際、バナナはハエの問題で青い状態で輸入されます。検疫を終えた後にエチレンガス室で熟成されて黄色いバナナとして店頭に並ぶのです。
他にもエチレンは多様な生理作用を持っています。
エチレンは落葉を促します。
エチレンは伸長成長を抑制します。

これ!
麦踏って聞いたことありますか?
麦を播種して3葉展開して頃に踏みつけるのです!
するとどうなるか?
麦は起き上がりがっしりした茎を作り、最終的にはたくさん収穫できるようになるらしいのです。
稲でもやります。
田植え前の苗を板やローラーで倒すのです。

植物は刺激を受けるとエチレンを出す。
そのエチレンとは植物の防御機能なのです。
苗半作ではなく、苗7分作と考えている大崎農園ではこれお応用することにしました。
毎日播種後の苗床でレタスの苗を撫でます。
でも、数が多くなると結構しんどい。
撫でる代わりに、振動を与えればいいのではないかと考えました。

それでモーツァルトです。
モーツァルトの音楽は人間にもいいのだから、植物にもきっと良いのではないかと考えました。
苗に水やるをするときは必ず、定植した後もしばらくはモーツァルトを聴かせます。
するとどうなったか?
レタスの苗はずんぐりむっくりの苗になり、定植後は上に伸びずに横に広がりました。

だから農業はおもしろい!
勉強して、仮説を立てて、それを立証できる。
また、エチレンは酸化エチレンになって植物を保護するというのも気に入ってるところです。

肥料について Part2

2011.05.21.17:25

今日は、植物に必要な栄養素について書きます。
昨日、「植物は光合成でエネルギーを作る事が出来る。」と書きましたが、例えば水に根をつけて光を当てていれば良いかというとそうではありません。
光合成を促進するには窒素肥料が必要です。

植物は地上部(葉っぱや茎)に気孔をたくさん持っていて昼間は二酸化炭素を取り込み、夜は酸素を取り込みます。
地下部(根)からは水と無機栄養素を取り込みます。
無機栄養素の中でも必要量の多いものが、窒素・リン・カリウム・カルシウム・マグネシウム・硫黄です。
そのほかに微量元素として、鉄・銅・マンガン・亜鉛・モリブデン・ホウ素・塩素・ニッケルなどが必要です。
C O H N P K Ca Mg S Fe Cu Mn Zn Mo B Cl Ni と太陽の光で植物は育ちます。

微量元素は土壌に植物が生育するに十分な量があるのですが、窒素・リン・カリウム・カルシウム・マグネシウムは作物を作る前に土に入れてやらなくてはいけません。
一般的には化成肥料を使用します。
特に高度化成肥料を使えば肥料の散布も楽です。10アールあたり60キロ~140キロですから。
ただし、窒素にアンモニア態窒素や硝酸態窒素があるように、リンやカリにも色々あります。
ジャガイモを作るときに塩化カリを肥料に使うとゴリイモになってしまいます。ジャガイモでは硫酸カリを使います。
N P K がブレンドされた化成肥料を使うと本当にその植物にあった栄養素を与えられるのでしょうか。
それと、化成肥料では微生物やミミズを増やすことはできません。一部の微生物に例外はありますが。
大雨が降ると泥沼の様になって、干ばつが続くと石のようにカチカチになってしまう土では植物は機嫌よく育ってくれません。

大崎農園では、ソルゴーを育てた後に10アールあたり牛糞堆肥2.5トンと発酵鶏糞400キロ~750キロ、菜種油粕60キロ、牡蠣殻石灰60キロ、苦土石灰100キロを入れることで植物に必要な栄養素と、微生物・ミミズに必要なエサを同時に供給できると考えています。
また、発酵鶏糞が分解されてアンモニア態窒素に変わる前にアミノ酸になるのですが、植物の根はアミノ酸を吸収できるのです。
だから有機野菜は甘いのです!

でも、あまりおいしくない有機野菜も存在します。
病気や害虫にやられた野菜やその周りの野菜は・・・・
それと窒素過多の野菜などです。
これについても、また書きます。

植物は気温・地温・湿度を感じる

2011.05.19.20:05

やっと、動けるようになりました。
まだ重たいものは持てませんし、相変わらず腰は痛いのですが(^_^;)

今日は、植物の話です。
植物は、自分で動き回ってエサをとる必要がありません。
光合成をしてエネルギーを作ることができるからです。
しかし、植物の物質生産基盤の光合成は原産地における生育期間中の日中の温度に対応した光合成の最適温度を持っています。
レタスの場合、摂氏20度ぐらいが生育適温です。
これより高かったり、低かったりすると生育が悪くなります。
大崎農園では秋口のラプトルあたりはレタスの生育適温より高くなってしまうのでマルチを白くして地温を下げて、夕方にはキリコで水を飛ばして温度を下げます。
また、冬のレガシー・サントス・シスコではトンネルをかけて植物の周りの温度を上げます。
トンネルも閉じてしまうと温度が上がりすぎるのでわずかにすかしたり、大きくすかしたり大変です!
しかもレタスは過湿を嫌います。
湿度が高すぎると、すぐに病気になります。
女王様みたいで機嫌を取るのが大変なのですが、かわいいので頑張っています。
原産地をイメージすると、レタスがどうしてほしいかわかってきます。

淡路島でも冬は気温下がりますよ。
夜はマイナスになることもあります。
で、レタスはというと、対凍害性を獲得するのです。
トンネルは閉じ気味にすれば昼間は30度ぐらいまで上がります。でも、夜は外気温と同じく下がってしまいます。
レタス自身に対凍害性を持たせてあげないと凍ってしまうのです。
そのために順化をしてあげます。
順化がうまくいくと植物の対凍害性が高まります。
植物細胞内のショ糖濃度が高まり、水溶性タンパク質やアミノ酸、核酸などの含量が増加します。
寒さにあてると野菜が甘くなるというのがこれです。
順化がうまく出来なくて、植物に対凍害性を与える事が出来なかったら・・・
レタスは凍ってしまって、出荷できなくなります。
とても難しいので、このお話はまた後日にします。

土づくりと肥料について

2011.05.03.20:41

今日は土づくりと肥料について書きます。
昨日、定植するときに大切なのは株間・条間と書きましたが、その前に大切なことがあります。土づくりです。
土とは鉱石の細かくなった粒と水と空気で構成されますが、そこに腐植と炭素、たんぱく質(有機肥料)と微生物がないと植物が育つ土とは言えません。
大崎農園では、土づくりを微生物やミミズを育てることと考えています。
微生物やミミズに必要なエサを投入することで団粒化が促進されます。
団粒化、イコールCECを上げるということです。
土に炭素と窒素をバランスよく入れてあげる。
これが春から秋までに行う作業です。
春にソルゴーの種をまきます。夏には2メートルぐらいに育ちます。それをモアーで刈り倒します。
10アールあたり、牛糞堆肥を2.5トンとレタスの作型に合わせて発酵鶏糞を400キロから750キロ入れます。
そこで一度浅く鋤きます。これで土ごと発酵が始まります。
3~5日すると好気性微生物が爆発的に増えます。3日は雨が降らないのを確認してから鋤きます。
この時に雨に降られると嫌気性微生物と腐敗細菌が増えてしまいます。
その後に牡蠣殻石灰と苦土石灰、そして菜種油粕を入れて、もう一度トラクターを入れ、今度はしっかり鋤きます。
雨が降って土壌水分がよくなったら、マルチをかけます。
これで土の中は微生物とミミズの楽園になります。
微生物とミミズは鶏糞のたんぱく質を分解しアミノ酸に変えて、アンモニア窒素に変えます。
アンモニア態窒素は硝酸化菌によって硝酸態窒素に変わりますが、この窒素の形態変化が有機肥料を使うととてもゆっくりおこなわれます。そのため窒素が切れることなく植物に与えることができるのです。
レタスはアンモニア態窒素がすきな植物です。
大崎農園では、いかにレタスに機嫌よく育ってもらえるかを常に考えています。
菜種油粕は10アールあたり60キロから80キロと少ないのですが、これは分解されるときにコリンという物質を生成します。コリンは野菜にとって麻薬のような快楽物質なのです。
入れると入れないでは、レタスの色つやが全然違ってきます。
ただし、気温・地温が高すぎると窒素の発現が多すぎてレタスはいつまでも葉っぱばかりになるので、外葉が13枚展開してから液肥のカリをかけてやらないとうまく結球しません。結球初期には窒素とカリのバランスが大切です。
このあたりは、毎日圃場をよく見てまわってレタスのご機嫌を伺わないといけません。
土づくりは、いきなり何もかもよくなるわけではないけれど、何もしないと決して良くはなりません。
春に土壌分析をして、次のシーズンに向けてどうすればいいのかを考えます。
3年たつと畑が変わります。夏にマルチをかけた圃場の土が、翌年の春になってもふわふわです。
難点は、モグラが寄ってくることです(^_^;)
プロフィール

大崎直也

Author:大崎直也
新規就農して6年目に突入。
有機肥料で土を育て、モーツァルトを聴かせて野菜を作っています。

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